三ツ沢公園陸上競技場の完全ガイド!アクセス・駐車場・個人利用と違いを網羅
神奈川県横浜市を代表するスポーツの拠点として、多くのランナーや学生アスリート、観戦ファンに親しまれている三ツ沢公園陸上競技場。全国規模の大会から「横浜市陸上記録会」をはじめとする市民大会、さらには一般ランナー向けの個人開放まで幅広く活用されています。しかし、初めて訪れる方の中には「隣接するニッパツ三ツ沢球技場と何が違うのか」「三ツ沢上町駅からの徒歩ルートは迷わないか」「大会当日の駐車場混雑はどう避けるべきか」といった不安や疑問を抱くケースが後を絶ちません。
広大な敷地を持つ三ツ沢公園内には複数の競技施設が点在しており、事前の導線確認や利用ルールの把握を怠ると、現地で思わぬタイムロスに見舞われるリスクがあります。本稿では、三ツ沢公園陸上競技場へのアクセスルート、第一・第二駐車場の混雑回避術、個人利用の料金や予約手順、スタンド座席の視認性、売店設備に至るまで、現場取材の視点を交えて徹底的に解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:「ニッパツ三ツ沢球技場(球技専用)」と「陸上競技場」は別施設であり、目的や入場ゲートが異なるため事前の確認が必須。
- 要点2:最寄りの「三ツ沢上町駅」からは徒歩約15分だが急勾配の上り坂が続くため、体力や荷物量に応じたバス利用の選択が有効。
- 要点3:個人利用は格安(一般1回数百円)で利用可能だが、専用利用日や大会スケジュールと重なる日は開放されないため事前確認が不可欠。
【現地検証】三ツ沢公園陸上競技場とニッパツ三ツ沢球技場の決定的な違い
三ツ沢公園を訪れる際、最も多くの人が直面するトラブルがニッパツ三ツ沢球技場との混同です。同じ公園敷地内に隣接して建っているため、タクシーの降車場所や待ち合わせ場所を誤るケースが頻発しています。両施設は構造も用途も明確に差別化されています。
三ツ沢公園陸上競技場は、日本陸上競技連盟第2種公認の本格的なトラック&フィールド施設です。全天候型400mトラック×8レーンを備え、天然芝のフィールドでは投擲種目や跳躍種目の公式競技が実施されます。一方、「ニッパツ三ツ沢球技場(三ツ沢公園球技場)」はサッカーのJリーグやラグビーの公式戦が開催される球技専用スタジアムであり、陸上用トラックは存在しません。
| 比較項目 | 三ツ沢公園陸上競技場 | ニッパツ三ツ沢球技場 | 編集部の見解・注意点 |
|---|---|---|---|
| 主用途 | 陸上競技(公認大会・記録会)、個人練習 | サッカー(Jリーグ)、ラグビー専用 | 一般ランナーのトラック利用は陸上競技場のみ可能 |
| トラック設備 | 400m×8レーン(全天候型ウレタン舗装) | なし(ピッチ周囲は人工芝・観覧エリア) | スパイクピンの規定(7mm〜9mm等)あり |
| 収容人数・スタンド | 約18,000人(メインスタンド座席+芝生席) | 約15,400人(全周個別座席スタンド) | 陸上競技場のバック・サイドスタンドは傾斜芝生席が中心 |
| 最寄りの公園ゲート | 公園西側(第二駐車場・陸上競技場前広場側) | 公園中央〜東側(第一駐車場・正面広場側) | 駐車場を間違えると重い機材を持った長距離歩行に直面 |
大会出場選手や観戦者、保護者の方々は、現地到着時に案内看板の矢印を必ず確認し、「球技場」ではなく「陸上競技場」の表示に従って進むよう意識してください。

アクセスと徒歩ルート徹底解説|三ツ沢上町駅からの最短経路とバス利用のコツ
三ツ沢公園陸上競技場へのアクセスは、主に横浜市営地下鉄ブルーラインの利用と、ターミナル駅である横浜駅西口からの路線バス利用の2パターンに分かれます。
電車を利用する場合の最寄り駅は、横浜市営地下鉄ブルーラインの「三ツ沢上町(みつざわかみちょう)駅」です。1番出口またはエレベーター口から地上へ出て、住宅街を抜けて公園北西側へ向かうルートが標準的です。駅からの徒歩所要時間は約15分ですが、道中は高低差のある上り坂が続くため、運動前のアップを兼ねたウォーキングとしては適度な負荷となる一方、大型機材やベビーカーを携えている場合は相応の体力を要します。
一方、JR線や東急東横線、京急線などが乗り入れる横浜駅西口バスターミナルからのアクセスは非常に利便性が高く、多くの利用者に選ばれています。横浜市営バスまたは相鉄バスの各系統を利用し、「三ツ沢総合グランド入口」または「市民病院前」停留所で下車すれば、徒歩約3〜5分で競技場ゲートへアプローチできます。大会開催日の朝はバス車内が混み合いますが、運行本数が極めて多いため、乗り換えの手間を減らしたい方には最も現実的な選択肢です。
駐車場と混雑の実態|第一・第二駐車場の満車回避策
車で来場する際に把握しておくべきが、駐車場の満車と周辺道路の混雑問題です。三ツ沢公園内には主に「第一駐車場(約100台収容)」と「第二駐車場(約240台収容)」が常設されています。
陸上競技場に最も近くて便利なのは第二駐車場です。陸上競技場のメインスタンド裏手および第3レストハウス至近に位置しており、競技用具の積み下ろしにも適しています。しかし、「横浜市陸上記録会」や高校総体予選などの大規模大会が開催される週末は、早朝7時30分〜8時の段階で第二駐車場が満車となる事例が珍しくありません。
駐車料金は横浜市内の公営公園標準料金(最初の2時間320円、以降30分ごとに50円加算など)が適用されており、非常にリーズナブルな設定となっています。その反面、長時間駐車する来場者が多く、一度満車になると午後まで空き枠が出にくい構造的リスクを抱えています。
さらに警戒すべきは、ニッパツ三ツ沢球技場でJリーグの公式戦やラグビーの大型試合が同日開催されるケースです。公園全体の駐車キャパシティ(臨時駐車場を含めても数百台規模)が一瞬で飽和し、新横浜通りや三ツ沢公園周辺の交差点で大渋滞が発生します。大規模大会の日程とJリーグ開催日が重複している場合は、自家用車の利用を避け、公共交通機関に切り替えるのが鉄則です。

個人利用の予約方法と料金体系|横浜市市民利用施設予約システムの活用術
三ツ沢公園陸上競技場は、大規模大会のない平日や特定の日程において、一般市民向けの個人利用(トラック個人開放)を実施しています。本格的な全天候型ウレタン舗装のレーンを低料金で走れるため、市民ランナーや陸上愛好家にとって貴重な練習環境です。
個人利用の料金設定は極めて良心的です。一般的な利用料金は大人・一般区分で1回あたり数百円程度(中学生以下はさらに減免料金)で設定されており、管理棟窓口で当日利用券を購入してチェックインする方式が採られています。
ただし、利用にあたって知っておくべき手続きの境界線があります。 個人練習でトラックのみを走る場合は、専用予約を行わずに「個人開放スケジュール」に合わせて来場すれば利用可能です。これに対し、クラブチームや学校単位で競技場全体を専用貸切で利用したい場合は、横浜市 市民利用施設予約システムへの登録と事前抽選申し込みが必須となります。
公式大会の開催スケジュールや個人開放日時は、月ごとに細かく変動します。せっかく現地へ足を運んでも「大会専用利用のためトラック立入禁止」という事態を避けるため、事前に三ツ沢公園の公式ポータルサイトや横浜市スポーツ協会のスケジュール告知ページを必ずチェックしてください。
スタンド座席表と見え方・施設設備|売店レストハウスと改修情報
観戦や応援で訪れる方にとって、スタンド座席の構造と見え方は重要な関心事です。三ツ沢公園陸上競技場のメインスタンドは中央部に屋根が設置されており、日差しや小雨を遮ることができます。メインスタンド席からは100mの直線コースやゴール前の攻防が間近に見渡せ、トラック競技の臨場感をダイレクトに味わえます。
一方、バックスタンドおよびサイドスタンド(コーナースタンド)は、傾斜のついた芝生席およびコンクリート段床で構成されています。天気の良い日の観戦には適していますが、日除けの屋根が一切ないため、夏場の直射日光対策(帽子、アームカバー、日傘)や突然の降雨に備えたポンチョ・雨具の携行が必須です。また、芝生席で長時間応援する場合は、クッション性のあるレジャーシートやポータブル座布団を持参すると快適性が大幅に向上します。
園内の飲食補給に関しては、陸上競技場とテニスコートの中間エリアなどにレストハウスや売店、飲料自動販売機が設置されています。軽食やアイス、ドリンクの調達は可能ですが、大会当日はお昼時に売店や自販機が混雑します。必要な補給食やスポーツドリンクは、三ツ沢上町駅周辺のコンビニエンスストアや横浜駅周辺で事前に買い揃えて持ち込むのが最も安全な立ち回りです。
なお、競技場設備は定期的な改修工事やウレタントラックのトップコート再塗布、照明設備のLED化などが順次進められており、2026年現在も良好なグリップ力とフラットな走路コンディションが維持されています。

【実態検証】利用者の生の声と現場目線で見えたリアル
実際に三ツ沢公園陸上競技場を利用しているアスリートや保護者、一般ランナーのリアルな声を集約すると、公営施設ならではの長所と、構造上の注意点が浮き彫りになります。
選手やランナーの間で高く評価されているのは、「トラックの反発性の良さ」と「豊かな緑に囲まれた練習環境」です。市街地の喧騒から離れた丘陵地に位置するため、集中してトレーニングに打ち込めるという意見がSNSやコミュニティ掲示板でも多く見られます。また、更衣室やシャワー設備も完備されており、仕事帰りや休日のインターバルトレーニングの場として厚い信頼を獲得しています。
一方で、現場経験者が口を揃えて指摘する「リアルな注意点」も存在します。 第一に「三ツ沢の丘特有の風」です。小高い丘の上に位置する立地特性上、ホームストレートで強い向かい風や横風が吹き抜ける時間帯があり、短距離種目の公認記録狙いやタイムトライアルでは風向きの計算が欠かせません。第二に「アップエリアの確保」です。大規模な陸上記録会ではサブトラックがないため、公園内の園路や外周路をジョギングして身体を温める必要があり、一般の公園散策者との接触事故に十分配慮しながらウォーミングアップを行う必要があります。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
これら現場のファクトと利用環境を総合的に分析すると、三ツ沢公園陸上競技場の利用において満足度が高くなる人と、事前の準備や注意が必要な人の境界線が明確になります。
【利用を強くおすすめできる人】 本格的な400mオールウェザートラックでスピード練習を行いたい市民ランナー、記録会や公式大会で公認タイムを目指す陸上部員、緑豊かな環境で子どもの競技応援を楽しみたい保護者の方には、申し分のない環境です。公共交通機関(バス等)を柔軟に使いこなせる方であれば、快適に施設を活用できます。
【利用時に慎重な対策が求められる人】 「当日に車でふらっと訪れて駐車したい」と考えている方や、階段や上り坂の歩行に強い負担を感じる方は注意が必要です。大規模イベント開催日の駐車場満車リスクを甘く見ると、競技開始時間に遅刻する致命的な失敗につながります。車利用を前提とする場合は、開門直後の早朝到着を徹底するか、横浜駅周辺の民間コインパーキングに駐車して路線バスに乗り換える「パーク&ライド」の発想を取り入れてください。
【三ツ沢公園陸上競技場】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:個人利用したい場合、予約なしで当日直接行っても走れますか?
A1:一般開放日(個人利用可能日)であれば、事前のWEB予約なしで当日窓口にて個人利用券を購入することで利用できます。ただし、専用貸切や大会開催日は個人開放が行われませんので、事前に公式サイトの月間予定表で「個人利用可能枠」の有無を必ず確認してください。
Q2:ニッパツ三ツ沢球技場と入口を間違えてしまった場合、陸上競技場へは歩いて行けますか?
A2:はい、同じ三ツ沢公園の敷地内にあるため、徒歩2〜3分程度で移動可能です。ただし、重い荷物を持っている場合や集合時間ぎりぎりの場合は焦りの原因となるため、公園内の案内誘導マップに沿って西側の陸上競技場方面へ進んでください。
Q3:応援や観戦で訪れる際、座席に屋根はありますか?雨具は必要ですか?
A3:メインスタンドの中央上段部分にのみ屋根が架かっていますが、吹き込む雨や横風は防げません。また、バックスタンドやサイドスタンドは完全な屋外芝生席のため、傘を差せない状況(後方視界の妨げ防止)を想定し、レインコートやポンチョの携行を強く推奨します。
Q4:第一駐車場と第二駐車場が満車だった場合、周辺に停められる場所はありますか?
A4:公園周辺の住宅街には小規模なコインパーキングが数カ所点在していますが、収容台数が極めて少なく、イベント時はすぐに埋まります。万が一満車の場合は、横浜駅西口周辺の大型商業施設・地下駐車場等に駐車し、そこから路線バスで会場へ向かうのが確実なリカバリー策です。
まとめ:事前のスケジュール確認とルート把握で快適な利用を
三ツ沢公園陸上競技場は、横浜のアスリート文化を支え続ける伝統と活気に満ちた素晴らしいスポーツ拠点です。その利便性を最大限に享受するためには、「ニッパツ三ツ沢球技場との違いを把握する」「三ツ沢上町駅からの高低差やバスルートを想定する」「大会日程に応じた駐車場の混雑リスクを先読みする」という3つの事前対策が成否を分けます。
個人利用での記録向上を目指すランナーも、熱い声援を送る応援者も、正しい情報をもとに綿密な準備を整え、三ツ沢の歴史あるトラックで充実した時間を過ごしてください。 (出典: 三ツ沢 公園 陸上 競技 場(Yahoo!ニュース))